黒木支所からのお知らせ
(大淵地区)吹原区・無田区福祉ネットワーク推進委員会が開催されました
2021-09-08
★八女市の地域における協議の場である「福祉ネットワーク推進委員会」。黒木町エリアの活動報告です。
8月、八女市黒木町大淵地区の吹原行政区・無田行政区合同の「吹原区・無田区福祉ネットワーク推進委員会」が開催され、災害時の見守りや小地域福祉活動、各団体の取り組み、地域にある課題などについて意見交換がされました。
(大雨や台風等の災害時の避難行動の声かけと避難状況の確認)
現在、行政区長や民生委員らが個別に声かけや確認をしており、その活動にも危険が伴う状況もあるそうです。話し合いでは、ご近所の方での声かけと安否確認、行政区長への報告といったしくみづくりが行われました。
(買い物困難者の確認)
現在のところ、この地区の住民は車を運転できる世帯がほとんどで、運転ができない方も別居の家族の支援を受けており、買い物困難者はいないとのこと。
ただ、「近くに店もないため、移動スーパーが来てくれると助かる」といった意見も。この意見については、後日、行政区長と移動スーパー業者で情報交換をしていただきました。今後は、行政区の常会で住民の方に希望を聞き、必要とする意見があれば正式に業者に行政区として要請したいとありました。
(野良猫について)
「野良猫が増えている」といった話もあり、社協より八女市の猫の愛護団体の「おちゃねこ八女」の取り組みを紹介させていただきました。
コロナ感染対策ということで短時間の会議でしたが、記述した内容以外にも活発な意見が交わされ、課題の共有や解決方法の検討が行われました。
◆「福祉部会」や「福祉ネットワーク推進委員会」などの地域の協議の場を開催される際には、お気軽に社会福祉協議会までお声かけください。よろしくお願いします。
【お問合せ】
八女市社会福祉協議会 黒木支所 42-2131
「令和3年度(第32回)黒木町社会福祉大会の開催中止について
2021-08-23
例年、10月第1土曜日に開催している「黒木町社会福祉大会」の開催について、黒木町社会福祉大会実行委員会で種々協議した結果、国内及び福岡県内の新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、参加者及び関係者の健康、安全面を第一に考慮し、中止することになりました。
毎年多大なるご協力をいただいておりました皆様方に大変申し訳ありませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
次年度以降の開催につきましては、新型コロナウイルスの感染状況次第ではありますが、実行委員会の協力を得ながら継続していきたいと考えております。
今後ともあたたかいご支援とご協力をお願いいたします。
令和3年度 黒木町・矢部村合同福祉委員研修会を開催しました
2021-08-13
7/26(月)八女市黒木地域交流センターふじの里にて、「令和3年度 黒木町・矢部村合同福祉委員研修会」を開催しました。
昨年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により開催せずに「福祉委員のてびき」の配布のみとなりました。今年度は、福祉委員の交代期で、民生委員や福祉委員から研修を望む声もあり、研修を2回に分散するなどコロナ感染防止対策を行いながら実施しました。
研修会では、社協職員より「福祉委員のてびき」をもとに福祉委員の活動について説明させていただきました。また、黒木地域包括支援センター職員より、相談策としての地域包括支援センターの紹介と八女市の介護予防事業や福祉サービスについて説明がありました。
黒木町で新しく福祉委員になられた91名の皆さんには、今年4月から令和5年3月までの2年間、「一番身近な地域の福祉活動者」の福祉委員として活動いただきます。どうぞよろしくお願いします。
ボランティア芸能「夢ゆとり」が開催されました!
2021-07-21
7/18(日)八女市黒木開発センターにて、黒木町ボランティア連絡協議会主催の「ボランティア芸能『夢ゆとり』」が開催されました。
昨年度は、新型コロナウイルスの感染状況が拡大していたことで開催ができませんでした。黒木町ボランティア連絡協議会の役員会では、「コロナ禍の自粛生活で、閉じこもりがちになっている方も多い。高齢者の中には、病状が悪化したり、歩行状態が悪くなったり、介護保険サービスを受けられるようになった方もいる。住民の方を元気づけられるような機会を作りたい」「コロナの影響でボランティア活動の機会も減っている。そのことで会員も退会されたり、存続が厳しいボランティア団体も出てきた。なんとかボランティアが活躍できる場を作りたい」といった意見もあり、今年度は観覧者の人数制限や内容の縮小などの感染対策を行いながら開催することになりました。
参加者からは、「コロナ禍の中で外出や人と会う機会も少なくなり、憂鬱な気持ちを抱えながら自粛生活を送っていますが、今日は、このような催しに久しぶりに参加できてとてもうれしかったです。踊りやパネルシアターを見ながら涙がこぼれてきました」「ボランティアの方々も、コロナの影響で練習時間もとれなかっただろうが、とても良い演技をされていた。開催いただいたことに感謝したい」「もっと長く見ていたかった。早く普段の生活が戻ってほしい」といった声をいただくなど、盛況な催しとなりました。
(木屋地区)南木屋区・山中区福祉ネットワーク推進委員会が開催されました
2021-07-21
★八女市の地域における協議の場である「福祉ネットワーク推進委員会」。黒木町エリアの活動報告です。
7/16(金)に八女市黒木町木屋地区の南木屋行政区・山中行政区合同の「南木屋区・山中区福祉ネットワーク推進委員会」が開催されました。
南木屋区・山中区福祉ネットワーク推進委員会には、行政区長、行政区副区長、民生委員児童委員、福祉委員、分館長、子ども会会長、老人クラブ会長が参加され、地域の行事などの活動や小地域福祉活動、高齢者等や子どもたちの日常生活の状況、地域にある課題や強みなどについて意見交換がされました。
「見守り活動」では、65歳未満の方で気になる方についての見守りが話題になりました。「『高齢者」や「障害を抱える方』ではない場合は、行政や支援機関、民生委員の見守り対象にはなりにくく、気になる方を見落としがちになってしまう」とあり、「誰もが安心して暮らせる地域づくりのためにも、年齢を問わず、気になる方や支援が必要な方を支える見守り体制をつくろう」といった話がありました。
また、固定電話にかかってくる「振り込め詐欺」や「悪徳な商法」の電話についても意見が交わされ、様々なハード面での対応のほか、困ったときに相談しやすい地域の環境づくりを目指すことも話題になりました。
その他、移動や買い物、コロナ禍での高齢者の介護予防、携帯電話の電波がつながりやすい業者、ごみ出し支援など、様々な話題が出され、貴重な意見や情報の交換の場となりました。
◆「福祉部会」や「福祉ネットワーク推進委員会」などの地域の協議の場を開催される際には、お気軽に社会福祉協議会までお声かけください。よろしくお願いします。
【お問合せ】
八女市社会福祉協議会 黒木支所 42-2131
(大淵地区)月足区福祉ネットワーク推進委員会が開催されました
2021-07-01
★八女市の地域における協議の場である「福祉ネットワーク推進委員会」。黒木町エリアの活動報告です。
八女市黒木町大淵地区の月足行政区で、6/29(火)「月足区福祉ネットワーク推進委員会」が開催されました。
会議では、コロナ禍の中での高齢者等の見守りや閉じこもりの解消方法、また、少子高齢化や過疎化の進む地域の現状を見つめながら、誰もがいつまでも安心して暮らせる地域にするための工夫などが話題になりました。
月足区では、黒木町の中心地から車で20分程度の山間地域。移動手段として、車の利便性が高い地域です。高齢のため車の運転に不安を覚える方も、車以外の移動手段を考え、免許証を手放すことに躊躇される方もいるそうです。会議では、乗り合いタクシーや移送サービスのことも話題になりました。乗り合いタクシーが「子どもから高齢者まで誰もが利用できるものであることを知らなかった」という方もいました。
また、「高齢者の歩行も危ないが、車を運転する者が高齢者へ配慮することが必要。それが高齢化する地域で生きること」「乗り合いタクシーは、同乗者がいれば自分の目的地に遠回りして向かう。自家用車に比べると不便に思うかもしれないが、『田舎暮らしとは、そういうもの』と心づもりをしておけばよい。同乗者との出会いや景色を楽しむくらいの余裕が、田舎で楽しく暮らすコツなんだ」といった話もありました。
買い物については、移動スーパー(とくし丸)やヘルパーの活用も話題になりました。「買い物について相談されたとき、このような情報を知っておくと助言ができ、困ってある方も自分に合う方法を選択することができる」など、地域の役職者を中心に情報を広げたいとの意見がありました。
その他、今年度から八女市で取り組まれている「ごみ出し支援」について社協から紹介し、ごみ出しボランティアへの協力を呼びかけました。
和やかな雰囲気でたくさんの意見交換や情報共有をされた今回の会議。住み慣れた地域に住民の誰もがいつまでも安心して暮らせるよう、八女市社会福祉協議会も地域の方々と一緒に考え、取り組んでいきたいと思います。
「福祉部会」や「福祉ネットワーク推進委員会」などの地域の協議の場を開催される際には、お気軽に社会福祉協議会までお声かけください。よろしくお願いします。
【お問合せ】
八女市社会福祉協議会 黒木支所 42-2131
東桑原行政区でネットワークだよりを発行されました(コロナ禍での小地域活動)
2021-06-18
八女市黒木町の東桑原行政区では、通常ならば春ごろに「福祉ネットワーク推進委員会(行政区単位での地域福祉の協議の場)」が開催され、行政区長や公民館長、民生委員や福祉委員、女性の会、子ども会、青少年育成会らのメンバーで、地域福祉をキーワードに地域づくりについて協議をされています。
しかし、今春は筑後地区でコロナ感染が拡大したことや5/12~福岡県下での緊急事態宣言の発出もあり、公民館に集まって協議することは控えることにされました。また、高齢者ふれあいサロンも自粛されており、コロナ禍で交流や外出の機会が減少していることから、高齢者の方の健康を心配する声が地域でも話題となっていたそうです。
東桑原行政区福祉ネットワーク推進委員会代表である民生委員さんの「地域住民がお互いにお互いのことを気にかけていることを伝えたい。そして、それぞれが抱える心配ごとを口にできる相談先などの情報を届けたい」という思いから、「東桑原区福祉ネットワーク推進委員会だより」を作成されました。このたよりは、隣組回覧にて東桑原行政区の住民の皆さんへ、そして、民生委員や福祉委員の訪問より高齢者一人暮らし世帯・高齢者のみ世帯へ配布されます。
社会福祉協議会では、このようなコロナ禍の中でも地域の福祉活動等に対する相談も受付けています。私たちも一緒に考え、行動したいと思いますので、どうぞお気軽にご相談ください。
【お問い合わせ先】
八女市社会福祉協議会 黒木支所 42-2131
コロナ禍の中でも「つながる工夫」~黒木町の地域福祉活動~
2021-02-01
新型コロナウイルス禍の中において、高齢者サロンやイベントの中止、会合や訪問活動の自粛など、これまでの方法では地域でのつながりや交流をはかりづらい状況になっています。
このような中、黒木町では様々な方法で地域のつながりを保つため取り組みが各地域で行われています。今回は、その一部をご紹介いたします。今後の小地域福祉活動の参考にしていただけたらと思います。
①各地域で行われた福祉委員研修会
八女市社会福祉協議会黒木支所では、毎年、黒木町合同福祉委員研修会を開催していますが、今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、全体での研修が中止となりました。それに代わる方法として「福祉委員のてびき(黒木町編)」を作成し、福祉委員や民生委員の皆様に配布しました。
このことから、地域単位の少人数で民生委員・福祉委員の合同研修を開催したいという声をいただきました。特に豊岡地区、大淵地区、笠原地区では、社協職員らを招き「福祉委員のてびき(黒木町編)」を用いて理解を深めたいとあり、三密を防ぐコロナ対策のもと、研修会が開催されました。
②「福祉のつどい」に代わる「福祉部会だより」発行
八女市社会福祉協議会が小地域福祉活動で推進する「(地域福祉の啓発を目的とした)福祉のつどい」もまた、コロナの影響により各地区で中止となりました。福祉のつどいを開催していた豊岡地区、笠原地区では、福祉のつどいに代わるもので地域福祉の啓発活動ができないかとの話があがりました。それぞれの地区の役員の方々と八女市社会福祉協議会黒木支所スタッフと協議しながら、「福祉部会だより」を作成し、住民の方々に配布されました。
③公民館に検温器や消毒液などを設置
高齢者ふれあいサロン活動やその他の活動で使用される公民館。安心して地域活動ができるよう各地域で八女市の「新型コロナウイルス感染症対策地域活動支援金事業」を活用し、公民館に検温器や消毒液を設置するなど、様々な対策がとられました。
サロン代表者の方は「十分な感染症予防対策ができ、サロンを開催しやすくなりました」と話されていました。
④高齢者のつどいの場の工夫
黒木町では、多くの地域で高齢者ふれあいサロンが中止されましたが、一部の地域では「分散して少人数・小規模でのサロン活動」「サロンの代わりに屋外でラジオ体操」「飲食を伴わない、短時間のサロン」など、工夫しながら活動が行われました。
黒木小学校「車いす体験学習」が開催されました!
2021-02-01
令和3年1月20日(水)、黒木小学校3年生が総合的な学習の時間で「心と心でふれ合おう」をテーマに車いす体験が行われました(八女市社会福祉協議会の出前福祉講座)。
車いす体験では、マット等を利用した段差や溝、地面が固い場合と柔らかい場合を体験するコース、街中を想定した車いす走行、家の中を想定した狭いクランク、スロープを使った体験など、暮らしの中の様々な場面を想定したプログラムで、介護を受ける人、介護する人、その周りの人などそれぞれの立場になって体験してもらいました。
段差の上り下りに苦戦したり、児童たちのアイディアで様々な通行人を演じて迷惑となる行為を感じたり(歩きスマホ、並列歩きなど)、介助に不安を感じる介護者に不安を感じたり、と車いす体験を通して様々な気づきの声が児童たちからありました。
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