星野支所からのお知らせ

今回は、6月6日(火)に開催されました八女市老人クラブ連合会星野支部の「第1回高齢者支援活動員研修」(見守り活動員)のご報告です。
今回は、各単位老人クラブの高齢者支援活動員の方々の初顔合わせ。八女市老人クラブ連合会星野支部では、気になる方に対して負担のない程度での日常的な見守りをお願いされており、高齢者支援活動員は見守り活動の代表者としての位置づけ、その他の会員の方にもご近所の方などの見守りをお願いしながら、会員全体でお互いを気遣い合う意識を広げていただくようにされています。また、日常的な見守りの中での「気づき」を地元の民生委員さんや地域包括支援センター、社協などへ「つなぐ」ことを大切に考えられています。今回の高齢者支援活動員研修には、星野地域包括支援センターと八女市社協星野支所も参加し、それぞれの機関の活動の紹介をさせていただきました。
初めは受け持つ役割がどんなものか少し不安を感じられていた活動員の方もいらっしゃいましたが、説明や質問と回答のやりとりの中でその役割がはっきりしてくると安心された様子でした。「最近の介護予防は「社会参加」。地域活動への参加や地域貢献は、地域のためにもなるし、それが自分自身のためにもなっている」という八女市老連星野支部会長のお話もあり、活動員の皆さんの笑顔に見守り活動への理解と意欲の高まりを感じました。
研修の後は、昼食を囲んでの活動員同士の懇親会。研修の後ということもあって、地域の情報などが会話の中にもたくさん出てきました。
活動員の皆さま、一年間どうぞよろしくお願いいたします。何かありましたら八女市社協星野支所にもお気軽にご相談ください。







今回は、3/7(火)に行われました八女市老人クラブ連合会星野支部の「第3回高齢者支援活動員会」のご報告です。
老人クラブでは、高齢者相互支援活動として、地域の中で見守り活動などが行われています。星野村では、この活動員を「高齢者支援活動員」と呼び、単位老人クラブより1名ずつ選出していただき地域で活動されています。また、定期的に会議や研修なども行っており、今年度最後となる今回の活動員会では、それぞれより報告をしていただきました。
どの活動員さんも「自分はな~んにもしとりまっせん」と言われます。しかし、お一人お一人から活動を振り返っていただくと、いろんな関わりのエピソードが出てくる出てくる。中には普段の活動で持参される漬物やおまんじゅうなどを披露していただいた方もあり、みんなでいただきながら活動を振り返りました。
●買い物が大変だろうと思い、家で作った漬物やおかずなんかを持っていきました
●自分もなかなか行けないから、ご近所の方に見守りを頼んでいて、その方からいつも報告を受けるんです
●自分で書いた詩やお手玉を持っていき、見てもらったり、一緒に遊んだりしました
●「干し柿のやり方を教えてください」と頼まれて、一緒に作りました。上手に出来たので一緒に喜びました
●私は人見知りなところがあって、こういうのは苦手で最初は苦労しました。訪問しても相手の話を聞いてばかり。でも、相手の方は私が訪問することをすごく喜んでくれました。そのことがうれしかったです
●「いつも気にかけてくれてありがとう」そう言われるのがうれしかった
●知ってるつもりでも知らないことがたくさんあった。いろんな方がいて、いろんな考えや生活がある。それを知ることができたことは自分自身の勉強になりました
●人が喜んでくれること、そのことが実は自分のためにもなっていることに気づきました
見守る方も見守られる方もみんながうれしい。このような関わり合い、助け合いの一つ一つが村を元気にしているのだと感じました。

今回は、星野村上郷地区の旧11区ふれあいサロンのご紹介です。
まだ雪の残る2月中旬、上郷地区の旧11区で開催されている「11区サロン」へ行ってきました。
「11区サロン」は、社協へのサロン登録は行われず、自主的なサロンとして活動されています。毎月開催されるこのサロンは、体や構音の体操をしたり、季節行事や運動会などをされています。体操などは、サロンに参加される方々がご自身で習ってきた方法やアイディアを取り入れて行われています。構音体操も習ってきたものを参加者に見やすいよう大きく書き直したものを活用されています。また、サロン参加者でボールも購入され、自宅でもサロンでもボールを使った体操などを行われています。ボールを持って公民館を行き来するため、ボールを入れる袋はサロン参加者おそろいのものを手作りされています。
そして楽しみのお茶の時間は、持ち寄った手作りのおやつや漬物を囲んで行われます。毎月、お誕生会もされています。「毎回、ケーキを準備するのは大変だから」と紙粘土で作ったケーキにろうそくを立て、その月の誕生者をみんなで祝われます。「誕生日をみんなで祝わってもらえるのは、今ではそんな機会はなかなかないからすごくうれしいとよ」。
社協スタッフも参加した今回、お茶の時間は「昔の遊び」が話題になりました。「ちょんぱたり」「あらすとねけ」「すっけんぱたん」といったおはじきやお手玉、ゴムとびやケンケンパなどの遊びが出てきました。「星野村以外からも嫁ってきてるから、同じような遊びでもルールや名前がそこそこで違っとる」「上級生が教えてくれた」「懐かしい」とみなさん。中には「こげんしよったろうが」と立ち上がってケンケンパをされようとする方もいて慌てて他のみなさんが支える場面もありました。
このサロンが11区のみなさんにとって大切な時間と場であることが伝わってきました。このような集まりもまた応援していきたいと考えています。

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