星野支所からのお知らせ

今回は、星野村小野2区(旧2区・3区)の高齢者ふれあいサロン「サロンひまわり」のご紹介です。
「サロンひまわり」は、毎月1回、上小野地区農村集落センターで行われています。この日は、窓の外ではしんしんと雪の降る中、会場に入ると、ストーブを囲んでお話の花が咲いていました。
今回が今年初めてのサロンということで、支援者の方勢ぞろいでご挨拶。見ているほうも元気になるようなおそろいの真っ赤なエプロン姿です。いつも、初めに「まんまんしゃんのうた」「ぼけない小唄」を輪になって歌います。「寝るときも、うたよるけん」と歌詞もみらずに歌う高齢の方もおられます。
体操の後は「福笑いゲーム」。目隠しで大きなお多福の顔に目・鼻・口をつけていきます。どのお多福も愛嬌たっぷり、つくるひとに何だか似てくるようにも見えます。手作りのゲームは温かみがあり、たくさんの笑顔もつくってくれます。
ゲームする人あり、野次を飛ばして盛り上げる人あり、ストーブを囲んでお話しする人あり、裏方でお昼の準備をする人あり、自由なゆったりとした時間が、雪の降りしきる星野村をあたためているようでした。


今回は、地域内の3つの公民館を回して行われている星野1区(旧8区)高齢者ふれあいいきいきサロン「星野1区ふれあいサロン」のご紹介です。
星野1区ふれあいいきいきサロンは、地域で暮らされるの高齢者の居場所づくりを目的に開催されています。活動内容としては、健康体操やレクリエーション、季節行事や茶山唄の練習など。プログラムの途中には、持ち寄った漬物やおやつなどでお茶をする「お茶の時間」がありますが、そのとき参加者同士のおしゃべりを皆さん楽しみにされているそうです。
星野1区は、6つの集落で構成され、地域内に3つの公民館(柳原、本星野、田ノ原)がある地域です。発足当初は1ヵ所の公民館でサロンを開催されていましたが、「近くの公民館ならば自分で歩いて行ける」「(距離があるので、徒歩ではいけないため)利用するのにいつも車に乗せていただくのは気の毒だ」という声が利用者からあり、3ヵ所の公民館を回しで開催されるようになりました。また、サロン支援者の方も3ヵ所の公民館のそれぞれ担当を分けることで、気持ち的な負担も軽くなったそうです。近くであったり、少し離れたところであったり、自分で歩いたり、誰かにお世話になったり、お世話したり。いろんなことをみんなで少しずつ分ける(共有する)感じ。
このサロン会場を回すというやり方は、一つの行政区だけではサロン活動をするのが難しいという地域にとって、「近くの複数の地区と共同で開催する」というモデルになるかもしれませんね。
今回1月のサロンは柳原公民館で開催されました。柳原区ではお正月に地域のみんなで集まって記念写真を撮られているそうです。帰省されたお子さんやお孫さんも一緒です。公民館に飾られたみなさんの笑顔が年ごとに記録に残された記念写真から、地域のつながりの温かさを感じました。

この祭りでは、星野村で活動いただいているボランティアやサークルの方々とご一緒に作り上げるもので、そよかぜボランティアの会や地域サロンボランティアの会によるだご汁、ぜんざいの賄い、餅つき、点訳サークルによるクリスマスカードづくり、わら細工同好会によるわら細工体験、そよかぜマッサージボランティアによるマッサージ、押し花同好会による押し花の展示、子育て拠点施設トゥインクルによるキッズコーナーなどで祭りを盛り上げていただきました。そして、星野村で収穫された野菜などを住民の方々に出品いただくなど、本当に多くの星野村の方々に関わっていただいています。人と人とが交わることで「つながり」と「笑顔」が生まれ、育まれていく。八女市社協星野支所がとても大切にしているお祭りです。
ステージイベントにおいても、星野村の保育園「星光園」の園児たちによる歌と演奏や山村留学生による山留太鼓、星野村コーラスグループによるピアノ&コーラスライブと、星野村の方々の出演が盛り上げてくださいました。また、八女市のボランティアグループ「八ん茶連」による踊りや演芸、この祭りではお馴染みの「グランバード」によるオールディーズミニライブは、そよかぜボランティアの会や星野村地域サロンボランティアの会、民生児童委員さん、押し花同好会、わら細工同好会、子育て支援拠点施設トゥインクル、そよかぜマッサージボランティア(八女市マッサージ組合)などなど、村内で活動されているボランティア団体や個人ボランティア、サークルにも様々な形で関わっていただいています。
そして、住民の方々による星野村で採れた新鮮な野菜や加工品など出品や村内外事業所のご協賛などもいただきました。
この「そよかぜ福祉祭り&収穫祭」は、星野村のたくさんの住民の方々に関わっていただいているお祭りです。
今年もたくさんの方々にご来場いただきました。
会場は活気にあふれ、笑顔と優しさでいっぱいのとても楽しい祭りになりました。
ご来場いただきました皆さま、関わっていただきました皆さま、本当にありがとうございました。

今回は、11月17日(木)に八女市老人クラブ連合会星野支部で開催されました「第2回高齢者支援活動員研修」(見守り活動員)のご報告です。
今回の高齢者支援活動員研修は、星野村の社会資源を知る機会としての施設視察と学習会の2部構成で行われました。
視察研修では、星野村にある特別養護老人ホーム星寿園、デイサービス、グループホームほしのさとを視察されました。地域にある身近な存在である施設ですが、説明を受けながらじっくりと見学されたみなさんは、自身の施設やサービスに対する理解の深まりを感じられたようでした。
学習会では、老人クラブで行う見守り活動(高齢者支援活動員)とはどういうものかをおさらいしながら、自分自身ができることについて考えられました。
今回の研修は、八女市老人クラブ連合会星野支部の役員で検討され、高齢者支援活動員だけでなく、単位老人クラブ会長にも出席していただかれていました。高齢者支援活動員による活動の力になっていただいたり、その他の会員にも周知していただいたり、この活動への理解を単位老人クラブ会長にもしていただこうという狙いだったそうです。
老人クラブとして地域の安心安全な暮らしに何ができるだろう。そんな視点を持って活動されている八女市老人クラブ連合会星野支部。星野村の地域づくりを担う重要な一つの組織となられています。



今回は、地域の憩いと交流の場となっている椋谷1区(旧5区)高齢者ふれあいいきいきサロン「あせびの会」のご紹介です。
「あせびの会」は、毎月1回、椋谷1区公民館「さくら館」で開催されています。このサロンのある椋谷1区(旧5区)は、山間部に位置しますが比較的住宅の密集する地域で、どのご家庭からも公民館に行きやすいのが特徴です。
この地域の公民館「さくら館」は、住民の誰もが使いやすい施設となるよう、その建設時には多くの住民で話し合い、その意見が設計に反映されたそうです。住民の集会や行事など多くの利用があり、この地域の葬儀会場としても活用されています。様々な工夫がされている公民館ですが、中でも特徴的なのは「縁側」。この縁側は、住民の方々の「ちょっと休憩」と「おしゃべり」の場。保育所の送迎バスもココ。生きがいデイサービス、住民同士のバスハイクなど送迎バスの待合場所もココ。子どもから高齢者まで、いろんな方々が利用されている場所です。そんな「さくら館」で高齢者ふれあいサロン「あせびの会」は行われています。
恒例のラジオ体操は第1~第2までしっかり行われます。連想ゲームやしりとりなど遊びながらの脳トレはいつも賑やかになります。サロン演芸ボランティアや介護予防講師の派遣の利用で、心と体の健康にも働きかけます。そして何より、お茶を飲みながらおしゃべりする時間を参加者の皆さんは楽しまれています。
みんながいるからココに来る。ココがあるからみんなが集まる。
地域の「縁側」となっている「さくら館(公民館)」。そこで行われる椋谷1区高齢者ふれあいサロン「あせびの会」もまた、地域の高齢者にとっての「縁側」となっているのだと参加される皆さんの笑顔を見て感じました。


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