黒木支所からのお知らせ
令和5年2月9日(木)3月6日(月)に、黒木小学校3年生を対象とした福祉出前講座の車椅子体験と、視覚障害者との交流会が行われました。
車椅子体験では、児童の皆さんから「坂を下る時にちょっと怖いと感じた。」「段差のところが難しかった。」などの感想がありました。
令和4年3月22日(火)、黒木小学校3年生の授業で車いす体験の授業を行いました。「心と心でふれ合おう」がテーマ。介助される人、介助する人などを体験できる4つのプログラムを児童の皆さんに体験していただきました。
上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある。一人では介助が難しいことだってある。介助されることで、介助するときの注意点を理解する。児童の皆さんの一人一人の気づきを大切にしながら、「じゃあ、どうすればいいんだろう」とみんなで話し合ってもらいました。
児童の皆さんからは「介助されてるときに、ちょっと怖いと感じた」「力が足りず、段差のところが難しかった」「歩きスマホや横並びで歩くのは邪魔になるのが分かった」などいろんな感想をいただきました。そして、いろんなことに気づきをもってくれました。
コロナ禍で工夫されながら見守り活動をされている民生委員さんのお話です。
「計画していた高齢者ふれあいサロン活動も延期や中止になったり、地域の見守り活動も普段のようにはいかない状況なんです。」
コロナ感染拡大により、活動の制限を余儀なくされ、サロン活動や見守り活動、研修会やネットワーク会議(福祉ネットワーク推進委員会)など、コロナ禍での活動方法や開催の判断について、民生委員さんや福祉委員さんが社協に相談に来られることが増えています。
黒木町では、町内の介護事業所を中心として、八女市や黒木地域包括支援センター、黒木校区民生委員児童委員連絡協議会、社協が協力する形で「くろぎまち認知症カフェ協力隊」を組織し、認知症カフェに取り組んでいます。この認知症カフェは、どなたにも親しみを持っていただきたいと「オレンジ茶屋ひるよけ」と命名しました。
令和元年度から、町内の各地区を周りながら認知症カフェを開催する形でスタートし、協力隊へ参加する事業者を少しずつ増やしながら、開催回数や会場を広げていく計画にしていました。翌令和2年から新型コロナウイルスが感染拡大し、認知症カフェの開催を中止せざるをえない状況になってしまいました。このため、これまでの取り組みが衰退しないよう、協力隊で学校等へ出向き、認知症の理解への呼びかけや認知症カフェの周知などの活動を行ってきました。現在も感染の収束が見通せない状況にありますが、活動再開を見据えて協力隊参加事業所で協議したり、町内の介護保険事業者が集まる会議などで協力を呼びかけるなどしています。
厚生労働省によると、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるという推計も示されています。くろぎまち認知症カフェ協力隊では、認知症の理解を広めることや認知症になっても安心して外出できる場を作ることが、今後の地域づくりに必要なことだと考えています。
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